畑を借りる

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にゃんこ一家は特に何か縁があって、と~よは~ぶ村にやってきたわけでは
ありませんでした。
一番の理由はと~よは~ぶ村がある「にゃがの県」が好きだったという、単純明快な
ものでした。

山が好き。山が見えるところに住みたい。うーん。単純。猫より単純かも・・・。

とにかく。とにかく、と~よは~ぶ村では、われらにゃんこ一家の後ろ盾となってくださる
きとくな方もおりました。そのことも、われらがと~よは~ぶ村に移住しようと
決意した決め手になりました。

そのお方は、別にわれらと知り合いであったわけでもなかったのですが、
にゃがの県には新規就農を志す者に地域の篤農家をいわば「里親」として
紹介してくれる制度があり、わたくしはその方を最初に紹介していただいたとき、
「この方だ。この方についていこう」とびびっとキタのです。

人との出会いほど重要なものはありませんし、
この部分での 運の有るあるか、無いあるか はその後の就農において大きな違いとなってきます。

わたくしは、農業の「の」の字も知らずにやってきたのですが、この方(以後、師匠と書きます)
に農業の大きな部分と小さな部分、そのとっかかりを一年間みっちり教えていただきました。

畑も師匠の人脈と尽力により、よそ者でありながら移住と同時に借りることができました。

新規就農のため、よそから移住してくる者は、やはり最初は信用がありません。そこを
補うものとして、やはりその地で力を貸していただける方を見つけることが、新規就農の
スタートとしては必要なことなのかもしれないなあと思います。

また、と~よは~ぶ村自体も、新規就農者の受入に対して、非常に情熱を持ってあたって
くれます。自治体のこのあたりの温度差も結構あると思います。
やはり「期待されている。応援されている」という気持ちを抱くことができると
「いつか必ず恩返ししたい」という気持ちになり頑張れます。

また、冒頭、単純な理由を述べましたが、案外、「自分が愛する場所だから」頑張れると
いうのもあると思います。助成制度に惹かれて、住みたくもない場所に就農してしまったら
いざ、窮地に陥ったときどうでしょうか。頑張りきれるでしょうか。
結構、単純な理由でありながら、重要な気もします。