なにも知らない猫

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移住したのは、実は真冬でした。と~よは~ぶ村は冬はとても寒いところです。
最低気温が氷点下10度程度になることもあります。ただし、雪は少ないところです。

数年前、日本中が大雪で大騒ぎしている時に、「鹿児島でも雪がふりました」とか
ニュースで流れてましたが、と~よは~ぶ村では全然雪が降りませんでした。

しかし、我々が移住した年は、結構降りました。移住してきた翌日に大雪が降り、
肝を冷やしたことを憶えています。「一日ずれてたら幌馬車が・・・。危なかった」

引越し先の宅内に荷物を運び込んでいる時も、寒くて、寒くて。寒い地方に引越し
するときは冬はやめといた方がいいです。本当に。

大家さんが優しい方で、がらーんとした家の中にストーブを一台運び込んでいてくれ
ゴーゴー炊いていてくれました。なんて温かな心の持ち主の方なんだ。感動しました。

その上、その晩は、なんと大家さんの家で晩御飯をご馳走していただきました。
「今晩は、にゃんこ飯か~」と悲しみにくれていた我が家の子にゃんこ達も
嬉しさの余り・・・物も言わずに食べてましたね。

数日後、引越しの整理もほどほどに、早速、師匠の畑に登っていきました。
雪はまだたっぷりと畑に残っています。

わたくしは、さもとーぜんといった風情で、長靴を履いた猫でいきました。

冷たかったですね。足が。冷たいというより、痛いといったらいいのでしょうか。
あっという間に、しもやけになってしまいました。
雪の上で作業をするということがこんなに足が冷たいことなのかと初めて知りました。

近くのホームセンターで冬用長靴(ってゆーのか?)を買ってきて、履いてみましたが
まだ冷たくて、我慢できません。

師匠に「後足2本がしもやけになっちゃうんですけど、師匠はへーきなんですか?」と
聞いてみました。

すると、「うん、新聞紙をな、靴底とかつま先ににいれるんだよ」と教えてくれました。

おーそーか。「俺もやってみます。」って、やっぱり冷たすぎます・・・。
どーも、体のつくりが違うようです。