草を刈る(現在)

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話は現在になる。
草刈について、の話である。

私が栽培している果樹はりんごであるのだが、年に何回か畑の草を刈ります。
刈るといっても、基本的には草生栽培なので、常時畑には草がある。
しかしながら、イネ科の雑草とか、ペンペン草とか、背の高い草もあるので、そういった
草の丈をクローバー並みに揃えたいということと、刈った草が土壌の小動物や微生物に分解
されてやがては肥料になる。といったことを目的に草を刈るのです。

この草を刈る時に、使う機械が「草刈機」(そのまんまや)。私が使っているタイプは、
手押し式の昭和一桁ガンコ親父タイプといったものだが、最近の主流は「乗用草刈機」である。

乗用とは読んで字のとおり、草刈機の上に椅子がついている。それに座る。運転する。尻の下で
草が刈られていくといったものである。簡単にいうとゴーカートに草刈機能がついていると
いったようなものです。

多分、楽なんだろうなあ(乗ったことがない・・・)。
 
他方、私が使っている昭和一桁ガンコ親父タイプ手押し式とは、エンジンがついていて自走は
してくれます。ハンドルを握って、人間が操作するんですけど、草刈機の後ろをどこまでも
金魚のウンチのように、常に歩いてついていかねばならない。
それを怠ると、地球の果てまで草刈機は走っていってしまうからです。

はっきりいって、強制歩行機とでもいいましょうか。非常に疲れます・・・。

例えば、4,000平米の面積の畑をこの手押し式草刈機で刈ったとすると、刈り幅50センチとして
葯8キロ程度は歩かねばなりません。

出来るだけ、効率的に草を刈るため、なるべく巨大な一筆書きよろしく、一度刈ったところは
歩かないようにして畑の中を巡ります。

そうはいっても、多少は、無駄歩きをしなければならないのですが、とにかく、草刈は歩き通し
です。草刈をすると一日で、12、3キロ程度は歩いてしまいます。

田舎暮らしは、車社会ですから、「歩いた方がいいのだ!」と手押し式草刈機を勇んで
入手したにゃんこです。これは、確実にカロリーを消費します。