迎え火(現在)
8月13日に迎え火を焚いた。
といっても、我々はあらたな入植地を求め、と~よは~ぶ村に移住してきた
一家であるので、果たして迎え火といえるのか、それは分からない。
ただ、なんとなく、お盆の時期というのは、猫の世界でも、ご先祖様や亡くなった友人達に
思いをはせたくなるものなのである。
父にゃんこはやさしかったおばあにゃんこの話をちびにゃんこたちに話して聞かせた。
「父にゃんこは子供のころお餅が大好きでな~。おばあちゃんの家に行くと必ず
『あんころもちがくいて~。あんころもちがくいて~』(こうやって字で書くと
なんか妖怪みたいだが・・・)と家に着くなり騒いでいたんだと。父にゃんこが
大きくなってから、おばあちゃんはいつもそう話してくれた。
それでな、おばあちゃんの家に着くとちゃ~んとお餅がた~くさん用意してあって、
それも何種類も。まず、あんこ餅。それからずんだ餅。きな粉餅。ごま餅。そして、
クルミ餅。クルミなんて鬼皮を割って、渋皮を剥いて、それからクルミをすり鉢で
すりつぶして・・・。
今考えると、と~っても大変だよな。
それから、ジュネっちゅーのもあって、おいしんだけど、いまだに
それがなんなのか全然わからないお餅もあった。
父にゃんこは、お餅がいっぱい食べられるからおばあちゃんの家に行くのが
楽しみでしょうがなかった。
それと、で~っかい冷蔵庫があってな~。普段はぜ~ったい飲めない
「ファンタ」とか、「コーラ」とかが何本も入っててな~。冷蔵庫を開けては
うっとりしていたんだ・・・。」
こんな、迎え火もある。
といっても、我々はあらたな入植地を求め、と~よは~ぶ村に移住してきた
一家であるので、果たして迎え火といえるのか、それは分からない。
ただ、なんとなく、お盆の時期というのは、猫の世界でも、ご先祖様や亡くなった友人達に
思いをはせたくなるものなのである。
父にゃんこはやさしかったおばあにゃんこの話をちびにゃんこたちに話して聞かせた。
「父にゃんこは子供のころお餅が大好きでな~。おばあちゃんの家に行くと必ず
『あんころもちがくいて~。あんころもちがくいて~』(こうやって字で書くと
なんか妖怪みたいだが・・・)と家に着くなり騒いでいたんだと。父にゃんこが
大きくなってから、おばあちゃんはいつもそう話してくれた。
それでな、おばあちゃんの家に着くとちゃ~んとお餅がた~くさん用意してあって、
それも何種類も。まず、あんこ餅。それからずんだ餅。きな粉餅。ごま餅。そして、
クルミ餅。クルミなんて鬼皮を割って、渋皮を剥いて、それからクルミをすり鉢で
すりつぶして・・・。
今考えると、と~っても大変だよな。
それから、ジュネっちゅーのもあって、おいしんだけど、いまだに
それがなんなのか全然わからないお餅もあった。
父にゃんこは、お餅がいっぱい食べられるからおばあちゃんの家に行くのが
楽しみでしょうがなかった。
それと、で~っかい冷蔵庫があってな~。普段はぜ~ったい飲めない
「ファンタ」とか、「コーラ」とかが何本も入っててな~。冷蔵庫を開けては
うっとりしていたんだ・・・。」
こんな、迎え火もある。